小さな影響力
今年はラグビーワールドカップ日本大会
来年2020年は東京オリンピック
楽しみなイベントがたくさんですね。
きっと外国からこられた方とお話しする機会が増えると思います。
時折外国の方からみた日本人が
『謙虚な人種』と表現されているのを聞くことはないでしょうか?
欧米人からすると日本人は自己主張をしない、大人しい国民性と思われてるかもしれません。このことは決して悪いことではないと思います。
しかし、日本人は何故そのように表現されるのでしょうか。
言葉の持つ意味
今回は1つの例を出してみます。
皆さんは、お店で定員さんに声を掛けるときどう声を掛けますか?
多くの方は
「すみません」
といいます。
あまり違和感がない言葉に思えますが、
『すみません』の本来の意味は『謝罪』になります。
しかし、この言葉には他に『感謝』と『依頼』の意味を持たせているのも事実です。
では、欧米ではどうでしょうか。
『謝罪』=『Sorry』
『感謝』=『Thank you』
『依頼』=『Excuse me』
それぞれに対応した言葉がありますね。
つまり日本人は1つの言葉で複数の意味合いを持たせ、それ以前のやり取りから正しい意味に結びつけています。
そのためこのギャップから外国人からすると「日本人は謝ってばかり」と認識されています。
国際化社会になり、異人種の人たちと接することが多くなってきた昨今。
自分達の気持ちを相手に正しく伝えるためには意味に合わせた言葉を使うことも必要なことになると思います。
そして、その相手を思いやる細やかさこそ日本人らしさと言えるのではないでしょうか。
親が使う言葉を子供たちはとても見ています。
親が丁寧に言葉を使い分けていたら当然子供たちもそうなります。
次回はこの『すみません』が子供達にどのような影響を与えるかについて触れていきます。
親が変われば、子供が変わる。
子供が変われば、世界が変わる。
キッズマネースクール
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