ありがとうというコトバ
子供達には、お金を正しく大事に使うことを覚えていって欲しいですよね。
キッズマネースクールで子供たちに伝えたいと思っているものの一つに
「お金」は「ありがとう」という気持ちを込めて渡すもの
という考え方があります。
お金とありがとうの関係
たまにネットなどで、レストランでお金を払ったのに
「ありがとう」とか「ごちそうさま」とかいう必要はないという考え方を目にします。
どう思われますか?
「お金を払ったんだからサービスを受けて当然」という考え方
お客は(お金さえ払えば)何してもよい、なんていう考え方
こういうお金の使い方ってどうでしょうか?
受けている商品やサービスの向こう側に、実はたくさんの人が関わっていて
見えないそういう人たちへ の「ありがとう」という気持ちを込めて
「お金」を払うんだという事を、小さい子供にでも伝えていくことが
とても大切だと考えています。
家庭でも、そのようなことを伝えてみるのはいかがでしょうか。
レストランでの食事一つをとっても、モノやサービスにはたくさんの人たちが関わっていることを伝えられるかもしれません。
食事を持ってきてくれたウエイターさん
作ってくれたコックさん
食材を作ってくれた農家の人
それを運んでくれた配達の人
考えてみるとたくさんの人が、そのおいしい食事に関わっています。
いくら感謝の気持ちを持っていても、全部の人たちにお礼を言うことはできません。
さっき払ったお金は、そういうたくさんの人たちに渡っていくという事を
教えてあげることができるでしょう。
私たちが「おいしいご飯を食べさせてくれてありがとう」という気持ちでお店にお金を渡す
お店は「おいしい食材を育てて、運んでくれてくれてありがとう」という気持ちで農家や運送してくれた会社にお金を渡す
そうやって「ありがとう」という気持ちがお金に乗って巡っていくこと
そういうことを理解してもらえたら
きっとお金と上手に付き合える大人になっていくのではないかなと思います。
親が変われば、子供が変わる。
子供が変われば、世界が変わる。
キッズマネースクール
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