おこづかいの話のつづき

お小遣いについて、前回基本的な考え方のひとつである「最初に貯金をすること」
をお伝えしました。

「我が家でもやってます」「始めてみました」「難しいです」

等ご連絡を頂いております。
いきなり上手くいくケースも少ないので、なんとなくやってみるというスタンスから始められれば良いと思います。


今日は、ご参加いただいた方からいただいた【お小遣いについての質問】の幾つかにお答えできたらと思います。



①いつから(何歳?)あげればいいの?


正解はありませんが、お金とモノが交換されている概念を知った時からがよいでしょう。
だいたい4歳〜5歳くらいからはそのことを理解していると言われます。
直接お金を渡さなくてもスーパーに行った時などに
〇〇ちゃんのお金は月いくらだから、このお菓子を買うと残りいくらだね
など"自分のお金"の意識をつける練習から始めても良いかもしれません。


②いくらあげれば良いの?

これも正解はありませんが、週または月あたり〇〇ちゃんの分で
いくら使ったかを一緒に考えるのがスタートだと思います。
あと大切な事として、どこまでのものを親が出して、どこまでを
お小遣いから出すのかを決めることが重要かと思います。

前回例に出した我が家のケースで言えば、ピギーちゃんの貯金箱ルールにのっとって

話し合って決めた子供が使う分(使うspend)=500円
母親へのプレゼント積立(寄付、あげるdonate)=100円
サッカーシューズの為の貯金(貯めるsave)=400円
合計1000円です。
増やすinvestは現在停止中です(笑)

サッカーシューズについては、習い事のものなので買ってあげても勿論良いのですが、「必要なものを自分で貯めて買う」事で、買ったものを大事にするようになってほしいという考えも含めてます。



③どうやってあげれば良いの?

定額制、報酬制、ミックス、などなど様々な方法があると思います。
定額制は、”やりくり”を覚えることができるし、
報酬制は、”仕事の対価”だという事を覚えられると思います。
ご家庭の考え方やお子様の性格に合わせて決めていくと良いでしょう。
ただ、報酬制は注意が必要で何でもかんでも報酬にしていると
家族の一員として当たり前のことにまでお金を要求してくるなんて
ことにもなりかねません。
お手伝いのどこまでが報酬になるのかなどのルール設定が重要になるでしょう。


これからクリスマスや年末年始、お年玉などお金と接する機会が増えますね。
お金について話す良い機会になったらいいですね。



大人が変われば、子供が変わる。
子供が変われば、世界が変わる。
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