人の人生は3歳で決まる??
『その人の一生は3歳までに決まる』
そんなことを聞いて皆さんはどう思われますか?
先日とある縁で、子育て中のママさん向けのカウンセリングをされている心理カウンセラーの方とお会いしたんです。
うちの子は人見知りが強く、なかなか自信を持って発言したり人前に出るのが苦手な子で(私も子どもの頃はそうでしたが)、将来社会に出て苦労して欲しくなく、何としても自信をつけて欲しいなと思っていたので、聞いてみたのです。
するとカウンセラーから言われました。
3歳までに決まるんですよって。
私自身ショッキングな話でしたが、
これは心理学の分野では比較的に有名な話だそうです。
『人生脚本』という自分の一生の物語を知らず知らずに自分自身で書き、その通りに生きて行くというものです。
その『脚本』を最終的に書き上げるのは6歳だそうですが、大枠や全体のストーリーを3歳までに作られるとされているとのこと。
つまり、どういう事かと言うと
3歳までの時間の中で培った価値観や信念が、その後の人生に影響を与えるということです。
そして、その価値観や信念はどうやって手に入れるものなのかというと、「大人からのメッセージ」がとても大きな影響を与えているそうです。
例えば、お絵かきをした子供に対して、
「わぁ!上手に描けたね!これは何を描いたの??」と肯定的なメッセージを与え続けた場合と
「あっ!?机にはみ出ちゃってるじゃない!」と否定的なメッセージを与え続けた場合。
どのような違いが起きるのでしょうか?
肯定的なメッセージを受け続けた場合、
何かに挑戦することは楽しいことだ、みんな喜んでくれる!
と積極性が高くなります。
否定的なメッセージを与え続けた場合、
ルールは守るものだ、守らなければ嫌な思いをするんだ…。と自分の可能性にブレーキをかけてしまう癖がついてしまうそうです。
今の例は極端な例ですが、大人の価値観が自分たちが思っている以上に子供に影響を与えるということを理解して接するようにするのが大事だそうです。
※『褒めること』が絶対で『注意』が悪いということではありません。それぞれに良い面と悪い面があると思います
考えすぎてしまうと辛くなってしまいますが、『子育て』とは良い教育や良い体験をさせてあげるということだけではありません。むしろ普段の何気ない時に子供たちは多くのことを学んでいます。
お金をかけて何かをしてあげることも必要ですが、『笑顔で話を聞いてあげること』たったそれだけでも一生に影響する力があるということを考えさせられました。
我が家の子供達はずいぶんと大きくなってしまってますが、手遅れなんてことは無いようです。
帰って早速誉めてあげようかなと思いました。
大人が変われば、子供が変わる。
子供が変われば、世界が変わる。
キッズマネースクール
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