カウンセラーさんからのアドバイス
前回お話を聞いたカウンセラーのかたに、今子育てをしている人たちに向けて、特に子供の成長において意識しておくと良い接し方について聞いてみました。
『承認欲求』の真実
承認欲求という言葉を聞いたことはありますか?
自分の存在を認めるために、自分以外の人から認めてもらいたいという欲求のことです。
皆さんの周りに自分の功績や存在を自慢したり、時には「自分の友達が〇〇なんだ」などという人いませんか?
これが正に承認欲求が影響して取っている行動と言えます。
人は誰しもこの承認欲求を持っています。しかし、これが強すぎると生きることが窮屈になってしまいます。
何をやっても認められた気がしない、だからもっと頑張らなきゃ・・・であったり、妙に自慢ばかりするから周りから人がどんどんいなくなってしまう・・・などです。
では、なぜ承認欲求は強くなってしまうのか。
それは、幼少期に必要な承認をきちんと得られなかったために起こります。
幼少期に必要な承認とは何か、ズバリ親からの承認です。
シンプルな話ですが、何かを成し遂げた時にきちんと褒めてあげたり賞賛して一緒に喜んだりなどです。
それはどんなに小さなことでも良いのです。
実際のカウンセリングの現場でもお話を伺っていくと過去の想いが強く出てくることが多々あります。
正に子供のころの親に対する想いです。
些細なことがずっと引っかかっていたりするのも特徴です。
今まさに子育てをしている皆さんにお伝えしている大切なことがあります。
子供たちを抱きしめてあげて下さい。叱った後には必ず「あなたのことを大好きだ」と伝えて下さい。
子供たちが一番欲しいのは実の親からの承認です。
私自身、子育てについてカウンセラーに話を聞きに行ったのははじめてでしたが、分かっているようでできてないことが、たくさんあって勉強になりました。
自分のコンディションが良いときには出来てると思うのですが、いつも出来てるわけではないですね。
今日からまた気を付けてあげたいなと思いました。
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