家庭学習のすゝめ
前回のコラムでは小学生の家庭学習における時間や考え方について触れました。
一概にルールを決めるものではないですが、その子にあった長さや時間帯の設定が大事ですね。
今回は家庭学習の具体的な内容について考えてみましょう。
家庭学習の目的
まずは自宅での学習における目的を定めておきましょう。ただ目的なく時間を使ってしまわないようにするためです。
大きな目的はズバリ
習慣化と自立
です。
習慣化(小学校低学年)
毎日勉強をするくせを付けることです。歯を磨いて寝ないと気持ち悪いのと同じくらい、家で少しでも机に向かうという習慣を作ることです。
小学校低学年は、たくさんの量をこなす事や良い内容にこだわるのではなく
「勉強しようと思い、机に向かう」という行為を繰り返す事をすすめてあげることがよいかもしれません。
内容はまだまだおぼつかないかもしれませんが、その日に何を勉強したのか、分かったことや分からなかったことを聞いてあげるだけでも、学校の復習にもなります。また子供の理解できていないところを親が把握することに繋がります。
小さいうちは嫌なことから逃げたくなる気持ちが強いので大変かもしれませんが、まずは短い時間から気長に取り組んでいくことで習慣化できるはずです。
定着(中学年~高学年)
学年が上がるにつれて、家庭学習における目的は変わってくるでしょう。
主に学んだことの定着が大事になります。
その日の復習を中心にしてあげることで、学校での授業と家庭学習を繋げていく学びかたを意識します。
また自分から学ぶことの楽しさを感じられるように、辞書の使い方や地図帳などのサブ教材を使いながら自主的な自立した学習を目指します。
自主学習のネタなどは、ネットなどでフリーで提供してくれているところも多くあります。
参考までに私が時々使うサイトです。
家庭学習のレシピ
自主学習のノートやネタなどたくさん掲載してくださっていておすすめです。
また、我が家の子どもは家庭学習にYouTubeを利用してます。すごい時代になりましたね。画面越しに家庭教師が付いて個別授業をしてくれているような感じ?しかも無料で見ることができる。
私自身が、子どもに教え方を学びたいと思い見始めましたが、今ではそのまま一緒に見てます。他にも教育系YouTuberはいらっしゃいますね。
注意点としては、ただ見せておけば良いというスタンスだと、子どもは集中できてないというところです。流れるように進んでいくと、どうしても受身になりがちですので、やはり親と一緒に環境をつくって考えながらあげることがとても大事かと思います。
繰り返しになりますが、
学ぶ習慣と学校で学んだことの定着。
そして自立して学ぶ楽しさを知るという感覚を育ててあげるようにしていきたいですね。
今日はごく一部を取り上げましたが、他にもたくさんのアイデアお持ちのかたもいらっしゃると思います。
もしよければ、みなさんのご家庭で行っている家庭学習のアイデア等ございましたら教えて下さい!!共有させて頂きたいです。
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kidsmoneychiba@gmail.com
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