世界中の親が共感した子育て本
こんにちは
キッズマネーです。
本日は子育て本のレビューです。
仕事柄、本を読む機会は大変多いのですが、そのほとんどがビジネス本。
できるだけ様々なジャンルの本を読むようにしているのですが、
なかなか難しいです。
今日はそんな中で皆様におすすめの本のご紹介。
そんな我が家の本棚で、唯一ヘビーローテーションの子育て本があります。
第一子の誕生の時からずっと読み続けている我が家のロングセラー。
それが、
ドロシー・ロー・ノルト著
「子供が育つ魔法の言葉」
です。
今から30年ほど前の著作ですが、内容はいまだ色褪せず
時代や場所が変わっても共通する子育ての原則といったものが随所に見られます。
この本は著者のドロシーが保育園に勤務していた時に悩める親のために書いた本といわれております。
我が家がこの本に出合ったのも、ちょうど上の子の子育てに悩んでいた時。
妻が紹介されて手にしたのがきっかけでした。
身近な事例を交えながら、とにかくわかりやすく書かれており、
日々子育てに悩んでいる親の気持ちに寄り添った内容で、読んでみると共感することがたくさんあると思います。
そしてこの本が素晴らしいのは、すぐにやってみたいと思える「実践できるアドバイス」がたくさんあることです。
今日はたくさんあるアドバイスの中からいくつかご紹介したいと思います。
興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
・子どもが悪いことをしてしまった時の「魔法の言葉」
どうすればよかったと思う?
子どもは悪いことをするものですよね。
そんな時に「なんでそんなことをするの!」と言って罪悪感を植え付けるのではなく、
なぜそういうことをしてしまったかを聞いたうえで、
「どうすればよかったと思う?」
と聞いて自分で考えるようにしてあげるとどうでしょうか?
自分から考えて答えを出させることで、次はそうしないようにしようという気持ちを
はぐくむことができるわけです。
他には…
いじめから子供を守る方法
兄弟姉妹の間の競争をどうするか
すぐにキレる子供にしないための方法
なんて項目もあります。
どの方法も親が楽しみながら取り組めるような、前向きなアドバイスとともに書かれていて
読んだ後は、きっと前向きに取り組もうという気持ちになる一冊です。
かなりロングセラーですし、日本では120万部以上の大セラーですので、
本屋さんにも(古本屋さんにもきっと)あると思います。
ご興味ある方はぜひお手に取ってください。
最後に筆者のドロシーが、悩んでいる親御さんのために書いた詩「子は親の鏡」を引用します。
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる
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