親子の良質な会話とは

『怒っていないから言ってみなさい!』


『そんなことすると怒るよ!』


こんなことに心当たりありませんか?

これは子供の頃に聞きがちなセリフです。


自分が子供になったつもりでこの言葉を聞いたときの思いはこうかと思います。

「もう怒ってるじゃん…」


コミュニケーションの領域の話です。


コミュニケーションには大きく分けると、

①バーバル・コミュニケーション(言語的)

②ノンバーバル・コミュニケーション(非言語的)

の2つがあります。


バーバル・コミュニケーションは言葉を使ったコミュニケーションのことを指し、

ノンバーバル・コミュニケーションは音や動作、表情など言葉以外のことを指します。


私たち人間はこれらのコミュニケーションを使い人とやり取りをしています。

ここで質問です。


皆さんは、言葉とそれ以外のどちらを本音と捉えていますか?


『目は口ほどにものを言う』という諺があるように、恐らく非言語の方を本音と捉えているのではないでしょうか。


しかし、多くの人はこのことを知ってはいるのにきちんと表現していません。

つまり、最初に挙げた「怒っていないから言ってみなさい」などがそれにあたります。


怒るときは、言葉も態度も怒って表現してください。

楽しいときは言葉と一緒に楽しそうな表情や態度で楽しさを表現してください。

これがバラバラになったときに受取り手はとにかく混乱します。


そしてこのチグハグなコミュニケーションの中で育った子供は人の顔色や、常に裏を読むような人になってしまいます。


改めて、親子のコミュニケーションを見つめなおせる良い機会になれば…



親が変われば、子どもが変わる。

子どもが変われば、世界が変わる。

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